いつもこの気持ちを心のど真ん中に

「進学塾Daichi斑鳩でございます」

「個別相談会の申し込みをしたいのですけど…」

「ありがとうございます」

昨日までに、斑鳩町全域にチラシを投函していただきました。
ご予約のお電話をいただけるのだろうか、1件もご予約をいただけないのでは…。

本日はDaichi上牧での勤務だったため、校舎への電話は昨日の夜よりスマホに転送設定してあります。
朝からそのスマホを何度も何度も確認していました。

待ちに待った初めてのお電話がついに鳴りました。
たった一件のお電話。
しかし、この一件のお電話にどれほど勇気づけられただろうか。

半年前の9月末から新会社設立を準備し始めた。
なかなか思い描いていたように開業準備がすすまない日々。
Daichi上牧っ子たちの力もつけなければならない。
ようやくうまくいくかなっと思うと、音を立てて崩れていき、はい、もう一度やり直し。
こんなこともあり、立ち止まりそうになることも一度や二度ではなく何度もあった。

そんな時に私を振り立たせてくれたのは、周囲の人たちでした。

私がDaichi斑鳩の開校準備に少しでも時間を割くことが出来るように、Daichi上牧の運営は校長である平見ががっちりと手堅くしてくれていました。
「何かお手伝いできることがあればいつでも言ってください」
この声にどれだけ心が楽になれただろう。

この半年間は家のことやわが子の育児は妻に頼りっぱなしになっていました。
育児の方向性に関する話や息子の日々の成長など話をしたことがたくさんあったはずです。
孤軍奮闘の中での心細い育児は迷惑をかけていました。

遊びたい盛りの息子とは年明けからはあまり遊んであげることもできていません。
たまに遊んであげると楽しそうにしています。
「ママは大好き、パパは大好きじゃない」
いつもニコニコ笑いながら言っている息子ですが、半分本音だと思います。

電話を受けるまでの数秒の間にそれらが一気に頭の中を巡りました。

「ありがとうございます」

ご予約のお電話をいただいたことも、ここに至るまで私をサポートしてくれた周囲、それぞれに対して心を込めて言うことが出来ました。

とにかく今は喜びがあふれだして止まらない。
この気持ちを常に心のど真ん中において進学塾Daichi上牧・斑鳩を運営していきます。

進学塾Daichi斑鳩 代表 堀居邦彦

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